ホーム > FDC > 2007 > 江戸名所と粋の浮世絵
※日本郵便からの引用です。
「 江戸名所と粋の浮世絵」の意匠について ふるさと切手「江戸名所と粋の浮世絵」は、江戸の名所絵図として有名な歌川広重作「名所江戸百景」から5点、東洲齋写楽の人物画を2点、喜多川歌麿の人物画を3点、合計10点を意匠としています。 ■歌川広重:(うたがわひろしげ、安藤広重とも呼ばれる。1797年(寛政9年)〜1858年(安政5年)) 1811年頃、歌川豊広(1779〜1829)に入門。1818年頃から『廣重』を名乗り、美人画や役者絵を発表しました。 天保2年「東都名所」を発表し風景画家としての評価を受け、天保3,4年の「東海道五十三次」によって風景浮世絵師の地位を確立しました。 「近江八景」「京都名所之内」「江戸近郊八景」溪斎英泉との共著「木曽海道六十九次」など、以後諸国名所絵や江戸名所絵を次々と発表し、晩年60才で制作を開始した「名所江戸百景」を完成させた1858年(安政5年)、62才で永眠しました。 ■東洲齋写楽:(とうしゅうさいしゃらく、生没年不詳) 絵師の東洲齋写楽は、その経歴で不明な部分が多く、画風も浮世絵の諸派と比べてかなり独特です。寛政6年(1794)5月から翌7年1月のわずか9ヶ月の活動期間に、役者絵・力士絵を主に約150点近い作品を残し、その後は忽然と姿を消しています。 ■喜多川歌麿:(きたがわうたまろ、1753年(宝暦3年)〜1806年(文化3年)) 繊細で優美な描線を特徴とし、さまざまな姿態、表情の女性美を追求した美人画の大家。モデルの特徴を極端に強調した「大首絵」の手法を用い、寛政の三美人を描いた「難波屋おきた」「高島おひさ」「富本豊ひな」を始め、美人画を中心に、その能力を開花させました。 ①歌川広重画「名所江戸百景 日本橋江戸ばし」 ②喜多川歌麿画「高島おひさ」 ③東洲齋写楽画「三代目市川八百蔵の田辺文蔵」 ④歌川広重画「名所江戸百景 堀切の花菖蒲」 ⑤歌川広重画「名所江戸百景 浅草金竜山」 ⑥喜多川歌麿画「姿見七人化粧」 ⑦東洲齋写楽画「二代目嵐龍蔵の金貸石部金吉」 ⑧歌川広重画「名所江戸百景 水道橋駿河臺」 ⑨歌川広重画「名所江戸百景 上野山内月のまつ」 ⑩喜多川歌麿画「江戸町一丁目 扇屋内花扇」
この切手結構気に入っています。海外の人に送ったら喜びそうですね。 でも専用の小型印が発行されなかったのが残念です。
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